【歴史的事件】ドル円の価格変動がほぼ0に。嵐の前の静けさ?【2019年4月20日】

こんにちは、Shujiです。

本日は気になるFXニュースをピックアップしてお伝えしていきます。

それでは本日の相場を見ていきましょう!

今週の為替相場は?

今週の為替相場は、ドル円が111円台後半、ユーロ円は125円台後半で引けました

もっとも取引量が多い通貨ペアであるユーロドルは1.12台前半で引けています。

さて、それでは今週の気になる為替ニュースをみていきましょう!

➀【歴史的事件】ドル円の価格変動がほぼ0に。嵐の前の静けさ?

4月15~19日週の為替(FX)市場は、米ドルのボラティリティ(価格変動)が歴史的に低くなったことで話題が持ちきりとなりました

ツイッターでは、

「ドクター!ドル円さんが呼吸してません!!」
「ドル円動かなすぎてつまらんなー!」

といったトレーダーの声が飛び交っています。

今後のさらなるボラ低下により、盛り上がりに欠けた相場になる懸念もある中、調査会社のTopdown Chartsはそれとは真逆に、爆発的なボラティリティが直後に控えていると予測しています

「FXのボラティリティが記録的な低さに向かって縮小している。このタイプのパターンは以前に何度か見られ、その後大きな動きが見られている。」

果たして、米ドルはどの方向へ向かうのでしょうか。

Shujiの考察(重要度★★★)

今週のドル円のボラ、低かったですねー。

このままレート変動制から固定制に移行する気か!と言いたくなるくらい、ピタッーっと張り付いていました

しかし僕は、これはあくまで一時的なもので、相場は再び当たり前のように動き出す考えています。

というのも歴史上、異常なボラ低下はまれにありました。1996年、2007年などがそうですね

ですがいずれも、その直後に歴史的な高ボラティリティ相場がやってきたからです

今回のボラ低下も同じ運命をたどるなら、10年に1度の荒れ相場が待っているかもしれません!

②今年のゴールデンウィークは「スワップ祭り」でウハウハ?

FXでは、通常のトレードによる売買差益のほか、二国間の通貨の「金利差」を受け取れる「スワップポイント(スワップ金利)」があります。

スワップポイントは、1日一回付与されるのが基本。

しかし今年のゴールデンウィークではなんと、「1日で11日分のスワップ金利」が受け取れます!(FX会社によって異なる)

下図では、ドル円で受け取れるスワップポイントの日数をFX会社ごとにまとめたものです。

このように、多くのFX会社で、4月24日に多くのポジションを保有していると、11日分のスワップ金利を受け取ることができます。

https://kissfx.com/article/gwswapfx2019.html

Shujiの考察(重要度★★★)

今年のスワップ祭りは盛大ですね!

でもなぜ、ふつうは毎日1日分しかもらえないスワップポイントが約11日分ももらえるのでしょうか?

それは、土日や祝日を挟む場合、その直前にまとめて支払いが行われる、という仕組みにあります。

今年のGWは10連休ですから、24日には当日分を合わせて「11日分」のスワップポイントが受け取れるというわけです。

僕のおススメのFX会社は「DMMFX」で、ちゃんと11日分のスワップを受け取れるので、よろしければ下記からどうぞ!

③今後は「円安」or「円高」?日米の為替条項が焦点に

来週予定されている日米首脳会談で、アメリカ側が日本との貿易協定で「為替条項」を要求してくることが濃厚となっています。

そんな中、交渉にあたる麻生副総理兼財務大臣は、

「『国益を踏まえて』交渉にあたる」

と改めて方針を語りました。

為替条項は、日本が輸出に有利になるよう自ら「円安」に誘導できなくするもので、もし実現すれば「円高要因」となります。

Shujiの考察(重要度★★)

アメリカは、日本からの輸入がアメリカの雇用や経済にマイナスになっていると考えているので、それを阻止するため「円高」に持っていきたい考えです。

もちろん日本の立場としては「為替条項」は避けたいのですが、、、こればかりはどうなるかわかりませんね。

少なくとも、日本のトレーダーはドル円などの「円」を交えた通貨ペアを多く取引しているので、為替条項の動向はぜひぜひ、チェックしておきましょう!

為替条項は、今月の25日の日米財務相会談で話し合われます。

④来週の見通しは?4月22~26日の重要指標まとめ

為替(FX)相場は、経済指標発表に合わせて大きく動く特徴があります。

そこで、来週(4月22日~26日)の主要な経済指標の中から、特に重要なものだけをピックアップし、以下にご紹介します。

  • 4月22日(月):「アメリカ・中古住宅販売件数 03月(23:00)」
  • 4月23日(火):「新築住宅販売件数 03月(17:00)」
  • 4月24日(水):「ドイツ・Ifo景況感指数 04月(21:30)」
  • 4月25日(木):「日本・日銀政策金利 04月(21:00)」
  • 4月26日(金):「アメリカ・実質GDP(速報値) 第1四半期(21:30)

Shujiの考察(重要度★★★)

来週尾経済指標は上記のとおりです。

特に重要なのは、4月26日(金)の「アメリカ・実質GDP(速報値) 第1四半期(21:30)」ですね。

これは、アメリカ国内全体の商品やサービスの「生産力」を図る数値です。

これまで2四半期連続で鈍化しているので、次も鈍化するとなると悲観ムードが広がり、ドルを売る動きが大きくなるでしょう。

また、4月25日(日)については、「日本・日銀政策金利 04月(21:00)」とともに、日米財務相会談で上述した「為替条項」が話し合われることになるので目が離せません!

本日のまとめ

  1. 【歴史的事件】ドル円の価格変動がほぼ0に。嵐の前の静けさ?
  2. 今年のゴールデンウィークは「スワップ祭り」でウハウハ?
  3. 今後は「円安」or「円高」?日米の為替条項が焦点に
  4. 来週の見通しは?4月22~26日の重要指標まとめ

以上、今週の気になる為替ニュースでした!

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒3年目で会社を辞めホストを始める。ビジネスの世界を知り独立するも取引先に騙され半年で借金数百万背負う。ホームレス経験を通し人脈・お金の大切さを再認識。人生再建中。仮想通貨投資・トレードに注力しています。