こんにちは、Shujiです。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
目次
今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは45万円台で推移しており、ここ24時間で約1.5%の下落。
時価総額トップ10では、バイナンスコイン(BNB)が約4%値上がりしています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でElastos (ELA)が約25%上昇!
通貨のアップデートが行われたことを受けて上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①韓国大手Bithumbがハッキング被害!イオス14億円、リップル7億円盗まれる
GOX?速報:韓国最大手Bithumbが3度目のハッキングをされ、約307万EOS(14.3億円相当)が不正送金されたと話題。なおBithumbを監査している人物により事実だとされているものの実際の真偽不明。該当のBithumbからのトランザクションはこちら #Bithumb #仮想通貨 #韓国 $EOS #EOS #GOX pic.twitter.com/TFvyYeRa5m
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年3月30日
韓国の大手仮想通貨取引所Bithumbから、300万EOS(約14億円)および2000万XRP(約6億9千万円)が盗まれました。
アメリカの仮想通貨投資ファンドPrimitiveのDovey Wan氏がツイッターで指摘したことで判明しました。
ハッキングはまだ断定できる段階ではないものの、韓国の仮想通貨メディアdecenterも「Bithumbの監査会社がハッキングの事実を認めた」と報告していることから、盗難はほぼ確実視されています。
Shujiの考察(重要度★★★)
Bithumbさん、またやってくれましたね・・・。
同取引所は2018年6月にもビットコインおよびイーサリアムなど、仮想通貨約33億円相当を流出させており、これで2度目のハッキング被害となります。
たしかに、ハッキングを防ぐのは大変です。
取引所側はすべてのセキュリティホールを防ぐ必要があるのに対し、ハッカー側はたった1点でも弱点を発見すればよいからです。
とはいえ、資産を預けているユーザーにはたまったものじゃないですし、このままでは投資の先細りも心配です。
また、SECなどの規制当局はこうしたハッキング事件をちゃんと見ているので、ビットコインETFの実現可能性が低くなったことは否めません。
ただ、ハッキング発表後も市場価格はほぼ横ばいと落ち着いているので、ほとんどの投資家は「またかよ」としか思っていないのかもしれません。
②ネムの大型アプデ「カタパルト」ローンチは6月!
NEM次世代版「カタパルト」ローンチは8月〜11月頃、NEM財団がロードマップを公開 〜ローンチ後はSTOトークン作成、ステーブルコイン、分散型ファイルストレージの対応予定も https://t.co/EyXFRomXlx pic.twitter.com/ogKYKHZZfj
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年3月30日
仮想通貨ネム(XEM)の普及を担うネム財団は、大型アップデート「カタパルト(NEM 2.0)」のロードマップを発表しました。
その詳細は下記のとおりです。
- 2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開
- 2019年Q3後半〜Q4(10~12月)初期:カタパルトのメインネット公開(ローンチ)
- 2019年Q4:STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等の実施
- 2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行等の実施
注目すべきは「②メインネット公開」で、このフェーズでカタパルトは正式に実装されることとなります。
Shujiの考察(重要度★★)
ついにロードマップが出ました!
「そもそもカタパルトって?」という方向けにおさらいしておくと、カタパルトとは、
- 処理速度が強化される:現在1秒あたり2件のトランザクション(取引)が処理できるが、アップデート版ではさらに多くの処理が可能となる
- 新機能が追加される:受信したくないアドレスからのトランザクションブロックが可能に(アカウントフィルタ)、3階層までのマルチシグが可能に(マルチレベル・マルチシグネチャ)、異なるブロックチェーン同士で仮想通貨をやり取りできるように(クロスチェーンスワップ)
などの内容を含むネムの仕様変更のことです。
ちょっと専門的な言葉が登場しますが、要するに、「ネムをもっと使いやすく、価値あるものにするために、スペックを大幅に変えちゃおう!」というもの。
こうした通貨のアップデートは、もちろん仮想通貨の上昇要因です。
メインネット公開となる2019年Q3〜Q4にかけての価格推移に注目ですね!
③インドの大手銀行フェデラル・バンク、リップル社と提携へ!
インド商業銀行大手がリップルと提携 クロスボーダー送金の強化を狙うhttps://t.co/SxVZu9yb8s
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年3月30日
年間7.6兆円相当の国際送金を処理するインドの大手銀行フェデラル・バンクが、国際送金(クロスボーダー)の改善のため、リップル社と提携したことが分かりました。
フェデラル・バンクはリップル社について、
「(リップルは)クロスボーダー取引をより安全で、セキュリティの高いものにする」
とそのメリットを述べました。
銀行とリップル社の提携は、仮想通貨XRPの上昇要因です。
Shujiの考察(重要度★★)
フェデラル・バンクは、リップルを「安全性に優れる」と評価しています。
しかしその本心は安全性というよりも・・・。
「リップル社の送金システムを導入することで国際送金コストを削減し、銀行として収益増加に役立てたい」といったところでしょう。
年間7.6兆円という多額を国際送金するフェデラル・バンクですから、少しでもコスト削減できれば大きな効果が期待できます。
もちろん、リップル社にとっても、シェア拡大に大きな弾みとなりました。
xRapid導入などの具体的な発表はまだありませんが、詳細が明らかになればXRP価格は上昇していくでしょう!
④楽天ウォレット、2019年6月より取引開始へ!
【New】楽天グループの連結子会社である楽天ウォレット株式会社は、2019年3月29日に仮想通貨交換所「楽天ウォレット」を6月に開始する予定であること発表した。4月15日 … #coindeskjapan #楽天 #楽天ウォレット https://t.co/RalyB6VGvE
— CoinDesk Japan (@Coindeskjapan) 2019年3月29日
仮想通貨取引所「楽天ウォレット」は、今後の業務開始について以下のように発表しました。
- 2019年4月15日:口座開設の申込受付を開始
- 2019年6月:仮想通貨取引を開始へ
楽天ウォレットは3月25日、ディーカレットと同時に金融庁「仮想通貨交換業」に登録されたばかりの交換業者です。
Shujiの考察(重要度★★)
今後数ヶ月は、仮想通貨取引所のオープンラッシュがやってきます!大手企業も続々と参入しますね。
- 4月:JR東日本などが出資する「ディーカレット」
- 5月:東証一部上場企業が運営する「マネーパートナーズ」
- 5月:Yahoo!が出資する「TaoTao」
そして、上記の楽天ウォレットですね。
僕は2019年後半から仮想通貨市場は上昇トレンドへ向かうと予測しています。
その流れを後押しするニュースとして注目です!
本日のまとめ
- 韓国大手Bithumbがハッキング被害!イオス14億円、リップル7億円盗まれる
- ネムの大型アプデ「カタパルト」ローンチは6月と判明!
- インドの大手銀行フェデラル・バンク、リップル社と提携へ!
- 楽天ウォレット、2019年6月より取引開始へ!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
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