ビットコイン「暴落待ったなし」?典型的な三尊天井を形成【2019年3月10日】

こんにちは、Shujiです。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは43万円で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし

時価総額トップ10では、ほとんどの通貨が小幅安となっています。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でCosmo Coin (COSM)が約56%上昇!

ギャラクシーS10のウォレットへの対応が発表され、期待感が高まっています。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①ビットコイン「暴落待ったなし」?典型的な三尊天井を形成

仮想通貨メディアCoinOtakuは、現在のビットコインが大暴落の直前に見られる典型的なチャート形状「空売りの構造」に酷似していると指摘しました。

「空売りの構造」とは、以下の画像のことです。

そして、以下が現在のビットコインのチャートです。

CoinOtakuは「空売りの構造」通りに局面が進行すれば、BTCは3800ドル(42.2万円)を割れることになり、結果的には3000ドル(33.3万円)割れも現実味を帯びてくると結論づけました。

Shujiの考察(重要度★★★)

いわゆるヘッド・アンド・ショルダーズ(三尊天井)ですね。

日本屈指のトレーダーKAZMAX氏もこのパターンを非常に重視するなど、王道パターンなのでぜひ頭に入れておきましょう。

僕もこの三尊天井の形を見て、直近では「下」目線に転じています

ただし簡単な形ですので、すでに他のテクニカル派トレーダーもショート(空売り)を仕込み始めているはずです。

そのためもし下目線が否定され、もう一段上を試した場合、空売り筋のロスカットを巻き込んで大きく伸びる可能性もあります。

なのでショートする場合、浅めのロスカット設定がマストですね!

ちなみに、CoinOtakuさんの「3000ドル割れ」予測については、僕は直ちに割っていくことはないだろうと考えています。

②仮想通貨業界を支配する「クジラ」の3パターンとは?

仮想通貨リサーチ企業のChainalysisは、開催したウェブセミナーにて、仮想通貨の「クジラ」(大口保有者)には以下の3種類が存在すると解説しました。

  1. アーリーアダプター層のクジラ: 仮想通貨誕生時より大量保有を続けるクジラのこと。以前まで、この層のBTC保有率は9%だったが、現在は5%ほどに減少しているとされる。
  2. トレーダー層のクジラ: 資金力が潤沢な大口トレーダーのこと。現在、もっとも主流になりつつあるクジラだが、それでもビットコイン時価総額の1割程度を保有するに過ぎないとしている。
  3. 不正に関わるクジラ: 「ダークネット(闇市場)」などで仮想通貨を違法売買するクジラのこと。取引所外部で取引されているため、市場価格への影響はほぼない。

ちなみにChainalysisは、5600万ドル(約62億円)以上の保有者を「クジラ」と定義しています。

Shujiの考察(重要度★★)

このようにしっかり分類すると、「クジラ」の生態が分かりやすくなりますね!

ちなみに、よく「仮想通貨市場にはクジラがいるから、テクニカル分析が通用しない」「価格操縦のせいで、値動きが読めない」という人がいます。

たしかに2013年頃までのビットコイン市場では「アーリーアダプター層のクジラ」の影響力が非常に大きかったため、その主張は一理あったでしょう。

しかし現在では、BTC誕生から10年が経過しており、所有分布も分散しつつあります

もちろん今も「トレーダー層のクジラ」による価格操縦は否定できませんが、これは株式やFX市場でも同様に行われていること。

仮想通貨市場が「読めない」「勝てない」マーケットだというのは幻想で、「基本的なテクニカル分析でも十分に勝てる」と僕は感じています。

むしろ、「クジラを利用して儲ける!」くらいの気持ちがあると、仮想通貨市場は楽しいものですよ!笑

③中国だけじゃない!「マイニング最適国」とは?

コンピュータと電気代を使って、仮想通貨を採掘する「マイニング」ビジネス。

ビットコイン価格下落により、大幅な採掘コスト削減が求められつつある現在、マイナーたちは電気代の安い「仮想通貨マイニング最適国」に注目し始めています

仮想通貨メディアCoinOtakuは、マイニングに適した地域として以下の6つの国を挙げました。

  1. アイスランド(電気代が比較的安価で、国全体が寒冷であるためコンピュータ冷却コストが低い)
  2. カナダ(アイスランドと同様、電気代が比較的安価で、国全体が寒冷な気候)
  3. ベネズエラ(電気代が驚くほど安い。これにより1BTCのマイニングコストはわずか500ドル(約5.6万円))
  4. ロシア(仮想通貨およびブロックチェーン技術の導入に積極的な政策)
  5. エストニア(電気代が安価な上、税金が安く済む)
  6. グルジア(​ヨーロッパ最安の電気代で、税金はゼロ)

Shujiの考察(重要度★★)

少し前まで、「マイニングといえば中国!」といったイメージがありましたが、現在では多くの選択肢が検討され始めています。

電気代の安さだけではなく、国がマイニングに寛容かどうか、涼しい気候かどうか、なども重要なポイントですね。

「マイニングか、、、自分には関係ないな」と感じる方も多いでしょう。

しかし、いろいろな国でマイニングが盛んになることで、各国で仮想通貨の認知度が上昇します。

ひいては、世界の仮想通貨業界が大きくなる、新たに設立される取引所も増える、など仮想通貨価格の上昇にプラスの影響を与えることになります

国境を問わない」はずの仮想通貨が、日本やアメリカ、韓国といった限定された国で多く売買されている現状からしても、マイニングの地域の分散は好ましい流れといえるでしょう!

④イーサリアム、次期大型アップデートのスケジュールを公開!

先日、大型のアップデート「Constantinople」および「St. Petersburg」を完了したイーサリアム(ETH)。

そんな中、次回の大型のアップデート「イスタンブール」に関連するスケジュールも公開されました。

その詳細は以下のとおりです。

  • 2019年5月17日:イスタンブールへの提案受け入れ最終期限(hard deadline)
  • 2019年7月19日:主要なクライアント導入の期限(soft deadline)
  • 2019年8月14日:テストネットハードフォーク予定日
  • 2019年10月16日:メインネットハードフォーク(イスタンブール)予定日

通貨アップデートは市場価格への影響度も高いため、上記日程は多くの投資家が注目することになるでしょう。

Shujiの考察(重要度★★★)

アップデート時期が近づくと、イーサリアム価格は上昇へ向かう傾向にあります。

もちろん必ずしも上昇するとは言えませんが、重要な材料であることには変わりないので、要チェックです!

このほか、最新情報ではイーサリアム創始者のヴィタリック・ブテリン氏が、送金手数料(gas)の新たなシステムを提案したことも分かっています。

目まぐるしく変わる最新動向ではありますが、しっかり追っていき、皆さんの利益になる情報は共有していきますね!

本日のまとめ

  1. ビットコイン「暴落待ったなし」?典型的な三尊天井を形成
  2. 仮想通貨業界を支配する「クジラ」の3パターンとは?
  3. 中国だけじゃない!「マイニング最適国」とは?
  4. イーサリアム、次期大型アップデートのスケジュール判明!

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒3年目で会社を辞めホストを始める。ビジネスの世界を知り独立するも取引先に騙され半年で借金数百万背負う。ホームレス経験を通し人脈・お金の大切さを再認識。人生再建中。仮想通貨投資・トレードに注力しています。