こんにちは、Shujiです。
本日も気になる暗号通貨最新ニュースと注目コインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
12月11日の相場は?→横ばい!!

本日、ビットコインは79万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。
時価総額TOP10ではいくつかのコインが数パーセント下落していますがほとんど横ばいですね。
さて、それでは本日の気になる暗号通貨ニュースをみていきましょう。
➀【バブル超えちゃった!】ビットコイン保有アドレス数、過去最高に!!
仮想通貨ビットコイン保有アドレス数、過去最高を更新【ニュース】$BTC #Bitcoin #ビットコイン #仮想通貨https://t.co/XS7GGu3FlS
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) December 9, 2019
6日、アナリストのAlex Thorn氏がビットコインを保有するアドレス数が2018年1月を超えて過去最高の2839万個に達したことを発表しました。
保有するアドレスの数は、ビットコインがどの程度普及しているのか判断する重要な指標の1つで、世間の関心が高まっていることが分かります。
しかし、下記2つの理由から単純に喜んではいけないと述べています。
➀1人の投資家が複数のウォレットを持っているケースが考えられる
②多くのユーザーが取引所やカストディ(資産管理を行う企業)に資産を預けたままにしている
ビットコインの値段にどのように影響を及ぼすのでしょうか?
Shujiの考察(重要度★★★)

本日のまとめ
➀【バブル超えちゃった!】ビットコイン保有アドレス数、過去最高に!!
以上、本日の気になる暗号通貨ニュースでした!
結論としては、大きな価格上昇にはつながらないと考えています。
➀と②がそれぞれを解説しますね。
まず➀についてですが、投資する際にリスク低減のために資産を分割して保有していれば、アドレス数は投資家の人数より多くなるということです。
株でいうと、A社の株を100万円、B社を200万円、C社を300万円と銘柄を分けて投資するイメージですね。
同様にビットコインも複数のウォレットで管理することで、一つのウォレットが無くなっても資産はゼロにはならない、という考え方ですね。
そのため投資家1人あたりのアドレス数が複数になると考えています。
次に②についてですが、これは➀と逆の考え方です。
資産を管理する立場を想像するとわかりますが、ユーザー毎に管理していたらぶっちゃけ面倒ですよね。
管理セキュリティとしても誤送金などリスクが跳ね上がりますので大変危険です。
そのためこのような団体は1つのアドレスで顧客資産を管理しているため、アドレス数は投資家の人数より少なくなります。
上記の理由から、アドレス数は2つの要因で相反する結果をもたらすけど、特に2つ目の要因が強く影響するとし、ビットコインは実際はもっと普及しているはずだということを言っていますね。
ただ、今後もアドレス数が順調に増加するかというと正直、疑問が残ります。
なぜなら、今後は取引所やカストディへ資産を預けることが増えていくと予想されるからです。
もちろん個人管理する人も一定の割合で増えていくと思いますが、大きな金額を運用する機関投資家はセキュリティを最重要視するはずなので、単純にアドレス数は増えないと考えています。
そのため、アドレス数の推移はビットコインの普及度合いを測る上で一定の意味があるものの、価格上昇の大きなファンダメンタルズ要因にはならないと分析しています。