こんにちは、Shujiです。
本日も気になる暗号通貨最新ニュースと注目コインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
12月5日の相場は?→急騰からの急落。結果横ばい!!

本日、ビットコインは80万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。
ほとんどのコインが数パーセントの変化率でほぼ横ばいのように見えますが、チャートを見ると大幅な上昇・下落を見せていることが分かりますね。
さて、それでは本日の気になる暗号資産ニュースをみていきましょう。
➀ビットコインが急上昇!一時7万円幅の上昇も同額下落!
ビットコイン急騰 背景にUSDTの大口送金か|仮想通貨市況https://t.co/4ymYdneKKm
仮想通貨市場は4日、ビットコインが急騰した。
一時77万円(bitFlyer)まで価格を落としていたBTCは、夜22時に84万円まで出来高を伴う急騰を記録した。価格変動前にUSDTの大口送金が確認されている。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) December 4, 2019
77万円台を推移していた暗号通貨ビットコインが4日22時、突如84万円まで急上昇を見せました。約7万円の上昇幅を見せるものの翌日5日に急落。78万円まで下落し全戻しする形となりました。
その後、徐々に安値を切り上げながら現在は80万円台まで上昇しています。
今回の急騰・急落の背景には一体何があったのでしょうか?
Shujiの考察(重要度★★★)

本日のまとめ
➀ビットコインが急上昇!一時7万円幅の上昇も同額下落!
以上、本日の気になる暗号資産ニュースでした!
暗号通貨メディア「コインポスト」によると、背景として以下の3つを挙げられています。
では1つずつ解説していきますね。
1.未決済建玉(OI)が急騰時に激減
直近のファンダメンタルズ(経済指標の発表や、プロジェクトの進捗報告など市場に関するポジティブなニュースのこと)が乏しいことから、ショートポジションを燃料として大規模なショートカバーが発生した可能性が高いとの事。
現在のビットコインは、今年の6月25日に付けた約14000ドル(約152万円)から高値を切り下げており、下落トレンドを形成中です。
市場全体に売り目線が多かったことから、多くの投資家がショートポジションを持っていました。
その後、予想に反しビットコインは価格をジリジリと上昇させ、ショーターの損切ポイントに達したところでショートカバー発生=価格急騰を見せたと考えられています。
実際に、昨日の急騰時には暗号通貨取引所「BitMEX」で約800BTC(6.4億円規模)のロスカットが発生したことが分かっています。
要は「価格が上がる!」という方向にめちゃくちゃお金が動いたってことです。
2.大口投資家の資金移動
大口投資家の送金を追跡するBOT「Whale Alert」によると、米ドルと同価格である暗号通貨USDT(テザー)が、昨日の急騰前に中国の3大仮想通貨取引所「OKEx」に大量に移動していることを通知しており、「今が買いだ!」と個人投資家たちが触発された可能性も指摘しています。
何故買いが触発されたのかというと、注意する必要はあるもののビットコイン価格上昇とテザーの発行量に相関関係が指摘されているからです。
テザーが大量発行された後日、ビットコイン価格が上昇するというものです。
その情報を持っている投資家は市場に多く存在するため「Whale Alert」の通知を見て触発されたということです。
3.CME窓開けの影響
最後にCME窓開けの影響についてですが、そもそも窓開けとは何なのか?
「窓開け」とは、休場期間中に大きな値動きが起こった際、休場明け後ローソク足同士の間に空白ができることを指します。
そして開いた窓を閉めるような値動きが発生することがあり、それを「窓埋め」と呼びます。
ちなみに、休場期間とは株や為替(FX)の場合、取引が行えない時間が存在します。それを休場期間と呼びます。
(暗号通貨市場は24時間取引が可能ですが下記のように窓開け・窓埋めが発生することがあります)
図で見るととても分かりやすいです↓↓
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)ではこのチャートパターンの発生が多いため多くの投資家たちに意識されていました。
また、株の世界でも同様にチャートパターンとして意識される=多くの人がパターン通りに市場が動くと考えることから、含み益ポジションの解消が示唆されるというわけですね。