こんにちは、Shujiです。
本日も気になる暗号資産最新ニュースと注目コインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
8月17日の相場は?→上昇!!

本日、ビットコインは110万円台で推移しており、ここ24時間で約4%上昇。
時価総額TOP10でも、多くの通貨が上昇を見せておりますね。
さて、それでは本日の気になる暗号資産ニュースをみていきましょう。
➀今年最大のニュースが来た!!Bakktのビットコイン先物、9月23日開始で確定!
We have some news https://t.co/ykUvQ31cGz
— Bakkt (@Bakkt) 2019年8月16日
暗号資産取引所Bakkt(バックト)のビットコイン先物取引が、今年9月23日に開始されることが判明。Bakktの公式ツイッターが明らかにしました。
Bakktのビットコイン先物は、「2019年最大のイベント」として投資家から待望されていたもの。
- Bakktとは、ニューヨーク証券取引所の親会社「ICE」が手掛ける暗号資産取引所。ICEのような世界的権威が暗号資産を取り扱うことは異例。
- Bakktのビットコイン先物は「BTC現物に基づく」ものであるため、BTC現物の需要増大が確実視されている(CBOEとCMEのBTC先物は、期日が到来すると現金で決済する「現物決済」。「BTC現物決済」のBakktはより大きな上昇要因として期待されている)
こうしたことから、Bakktによるビットコイン先物取引は、ビットコイン価格の上昇に絶大なインパクトを与えると期待されています。

このニュースを受けて、今月15日に100.5万円の安値を記録したビットコインは、16日記事執筆時点で109.7万円まで回復しています。
Shujiの考察(重要度★★★)

②Dusk Network (DUSK)が24%急騰した理由はコレだ!
Thanks to @SwitcheoNetwork for listing $Dusk. We are now available on https://t.co/I17shya5Rb#dusk #switcheo #cryptocurrency #exchange https://t.co/LQSXxZN0mS
— Dusk Network (@DuskFoundation) 2019年8月15日
今月16日に0.20ドル付近で推移していた暗号資産Dusk Network (ダスクネットワーク/DUSK)は、17日(本日)には0.27ドルに上昇。ここ24時間の上昇率は、約24%に達しています。

Dusk Networkは、「セキュリティ・トークン」のプラットフォームを構築することを目指す暗号資産プロジェクト。
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される暗号資産(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
セキュリティ・トークンの発行は、イーサリアムなどの既存のプラットフォーム上でも、技術的に行うことが可能です。
しかしセキュリティ・トークンは、株式などと同様に「国の規制に準拠」している必要があるため、「技術的に」可能であると同時に、「法律的に」可能である必要があります。
Dusk Networkでは、「法律的に」認められたセキュリティ・トークンのプラットフォームになるため、「プライバシー」「監査」「コンプライアンス」「価格操作の防止」といった仕組みを盛り込んでいることが最大の特色です。
Shujiの考察(重要度★★)

それでは、Dusk Network (DUSK)の急騰要因をみていきましょう。
今回の急騰の理由は、、、
- DUSKが今月15日、取引所Switcheo Exchangeに上場したこと!
ですね!
このSwitcheo Exchangeというのは、暗号資産NEO(ネオ)ベースの分散型取引所(DEX)。
今回の上場で、DUSK/ETH(イーサリアム)のペアが取引できるようになったみたいですね。
取引所への上場は、暗号資産の鉄板の上昇要因とあって、価格上昇につながりました。
とはいえ、Dusk Network (DUSK)の好調ぶりは、Switcheoへの上場に始まったことではありません。
ここ24時間の上昇率も約24%と健闘していますが、今月10日までさかのぼると、0.1ドル→0.25ドルへと約2.5倍に上昇しています。
この要因としては、
- Dusk Networkのプロダクト「Shin(殉星)」のテスト版が公開された
ことが挙げられますね。
株などの有価証券をトークン化する「セキュリティ・トークン」の発行は、2020年以降に大きく流行すると予想されます。
規制が厳しくなっているICOの代替案になるからですね。
なので、Dusk NetworkもSTOプロジェクトの飛躍ととも大幅上昇の可能性があると言えます。
そうした上値余地の大きさに加えて、開発が順調だったり、取引所に上場したりといったポジティブな材料が好感され、価格上昇につながっています。
とはいえ、セキュリティ・トークン関連のプロジェクトにはライバルも多いので(tZEROやPolymathなど)、そうした競合にどう立ち向かうかが今後の課題ともいえるでしょう。
なお、DUSKは取引所Binanceで購入することができますよ!
③暗号資産Zilliqa (ZIL)が今後上がる?2448TPSの高速処理でスケーラビリティ問題を解決!
🆕 New Zilliqa $ZIL event!
30 September 2019 (or earlier)
Core Protocol RefactoringSource: https://t.co/EVbITEzotr pic.twitter.com/thyDblp5JE
— CoinMarketCal Bot (@cmcal_bot) 2019年3月18日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回はZilliqa (ZIL)をご紹介します。
Zilliqaは、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産で課題となっているスケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料高騰、取引の遅延)の解決を目的とする暗号資産プロジェクト。
Zilliqaでは、「シャーディング」と呼ばれる話題性ある最新技術を活用することで、スケーラビリティ問題を解決するアプローチを採用しています。
これによって、暗号資産としては異例の、クレジットカードの処理速度4000TPSに迫る2448TPSの高速処理を実現できるとされています。
それでは、Zilliqa (ZIL)の注目ポイントをみていきましょう。
Shujiの考察(重要度★★★)

スケーラビリティ問題の解決を目指すという点では、ありがちな暗号資産プロジェクトです。
しかし、バイナンスUSの上場候補に挙がっている点に注目。
バイナンスUSが価格に与える影響は大きいので、ZILも見逃せない銘柄の仲間入りですね。

引用:https://medium.com/binance-us/exciting-developments-coming-soon-for-binance-us-f79f86bdd9c6
そもそも「バイナンスUS」とは、世界最大の取引所バイナンスのアメリカ版の取引所。
バイナンスUSに上場するコインは、アメリカの規制をクリアできる可能性が高いと考えられるので、結果的に値上がりしやすいと考えられます。
しかもバイナンスによる最新の発表では、バイナンスUSは今年11月までにオープンする見込みです。
よりZilliqaへの追い風も現実的になってきましたね。
またZilliqaは、今年9月30日に以下のような技術的アップデートを控えています。
- Scillaの機能強化(Scillaとは、Zilliqaで使われるプログラミング言語のこと)
- コアプロトコルのリファクタリング実施(ユーザーから見た外部の機能には影響を与えず、今後のアップデートに備え内部の機能を整理するといった内容のよう)
こうしたイベントは値上がりにつながりやすいので、僕はZilliqa (ZIL)への投資を有力視しています。
ただし、注意点もあります。
ZILについても、ピーク時からの下落率がハンパないんですよねー(笑)

2018年5月に約0.2ドルだったZILは、現在0.007ドルまで急落中。
約30分の1、つまり下落率にすると約97%ですね・・・。
アルトコインバブルの崩壊や、スケーラビリティ問題の解決というありがちなコンセプトが、オリジナリティに欠けると判断され、価格も伸び悩んでいます。
したがって長く保有することは避け、今年9月30日のイベントの2週間前に仕込み、イベント直前に売り抜ける短期保有を前提に考えましょう!
資金に余裕がある方はぜひ、手帳やカレンダーに書き込んでおいてくださいね!笑
本日のまとめ
- 今年最大のニュース来た!!Bakktのビットコイン先物、9月23日開始で確定!
- Dusk Network (DUSK)が24%急騰した理由はコレだ!
- 暗号資産Zilliqa (ZIL)が今後上がる?2448TPSの高速処理でスケーラビリティ問題を解決!
以上、本日の気になる暗号資産ニュースでした!
こちらは分かる人には分かる、待望のビッグニュースですね!
Bakktの発表はもちろん重要ですが、以下のような関連ニュースも、BTCの価格上昇を後押ししています。
暗号資産を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の暗号資産さん優及び価格上昇に繋がると考えられる。
こうしてみると、順調そのものにも思える暗号資産市場。
しかし僕は、「8月中のビットコインは冴えない」とするこれまでの予想を変えていません。
今回も、これだけの好材料(Bakkt、景気後退の懸念、巨大カストディアン誕生)にもかかわらず、ビットコインは10万円幅の上昇。
しかも、調整を挟みながらノロノロとした上昇でした。相変わらず、上値が重いですね。
なので今回の上昇は、あくまで下降トレンド中の戻り(一時的反発)に過ぎないでしょう。
もちろん僕は、長期的には、ビットコインは上昇すると予想しています。
たとえば2020年は、ビットコイン飛躍の年になると考えていますよ。
4年に1度の上昇要因であるビットコインの半減期も控えてしますしね。
しかし、そうした本格的な上昇は、35万円→150万円まで調整なく急騰した「ツケ」を一度払ってからになりそうです。